世の中には4や13日の金曜日は不吉で、悪いことが起こるという迷信がいくつもありますね。そのうちの1つに黒猫が不吉という迷信がありますが、なぜそのように言われているのでしょうか。
また、黒猫以外にも似たような迷信があるようですね。
そこで今回は、黒猫が不吉なのはなぜなのか、他にも猫にまつわる迷信をいくつか紹介していきます。
黒猫が不吉といわれるのはなぜ?福猫?
黒猫が目の前を通り過ぎると良くないことが起こるという迷信を、耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
しかし、日本で広まっている黒猫が不吉という迷信ですが、元々は欧米で考えられていたことだったと言われています。そのため、そういった迷信が入ってくるまでは、日本における黒猫は正反対の象徴として扱われていました。
それでは、黒猫が不吉なのはなぜなのか、日本ではどういった扱いだったのか詳しくみていきましょう。
魔女の飼い猫だった?
黒猫が不吉だとされているのは、中世ヨーロッパの時代まで遡ります。中世ヨーロッパの時代には魔女がいると言われており、危害を加えられることを危惧したことから「魔女狩り」が行なわれていました。また、魔女は災いをもたらす存在と考えられ、忌み嫌われていたようです。
そして、魔女は悪魔と関わりがあるとも考えられていました。さらに、悪魔の好物が黒猫だったとも言われており、不吉な存在と近い動物という考えが広まってしまったため迷信になってしまったのではないでしょうか。
魔女が変身していた?
黒猫が不吉だと言われているのは、魔女が変身した姿だったからとも言われています。そのように考えられているのはとある民話が関係しているようで、夜の街で子供が黒猫の足に石を投げつけて怪我をさせてしまったことがあったそうです。そして、次の日に魔女だと言われている人物にも同じ箇所に怪我があったので、黒猫に変身していたと考えられたと言われています。
そのため、黒猫=魔女=不吉と考えられているのではないでしょうか。
見た目も関係している?
黒猫が不吉とされているのは、魔女と関わりがあるというだけではないようです。黒猫は全身が真っ黒で、夜の状況で目だけが光って見えて不気味な存在のように感じられますね。
そういった見た目の様子が魔女や悪魔といった不吉な存在と結び付けられ、迷信として広まっていってしまったようです。
ただ、実際に経験したことがある人もいるかと思いますが、黒猫が目の前を通っても不吉なことは起こりません。
古くから身近な存在だった
中世ヨーロッパの時代にはかわいそうな扱いを受けていた黒猫ですが、日本においては全く異なる存在だったようです。古くから日本で黒猫が飼われていたことは平安時代初期に記された『寛平御記』で明らかになっており、身近な存在として可愛がられていたと言われています。
さらに、平安時代では黒猫は福猫として大切にされており、夜目が利くということから魔除けや幸運、相伴繁盛などの象徴とされていたそうです。
病気が治る!?
黒猫は明治時代の文豪・夏目漱石氏の代表作の1つである『吾輩は猫である』のモデルだったとも言われており、自分の元に迷い込んでから作家デビューすることができたので福猫とだったともされています。
そんな幸福をもたらすとされる黒猫は江戸時代にブームが巻き起こっており、飼うと結核が治るという噂があったようです。実際に黒猫と結核は無関係だと思われますが、病気を治してしまうほどのご利益があるとされていたようですね。
江戸時代には結核の特効薬がなかったので、迷信であってもすがりたかったのではないでしょうか。
黒猫・猫にまつわる迷信を紹介!
中世ヨーロッパではひどい扱いを受けていた黒猫ですが、今では虐待や殺処分から救うために8月17日は黒猫感謝の日と制定されているようです。そんな黒猫や普通の猫には様々な迷信があるということをご存知でしょうか。
猫にまつわる迷信の中には天気を知ることができるものもあるので、知っていれば雨に降られることを防ぐことができるかもしれないですね。
黒猫や猫にまつわる迷信を詳しくみていきましょう。
猫が顔を洗うと雨が降る
猫にまつわる迷信として、「顔を洗うと雨が降る」というものがあります。猫は時折自分の顔を洗うような仕草を行うことがあり、それをした後に雨が降ると言われているようです。
この迷信に科学的な根拠は見つかっていませんが、猫のヒゲは高感度センサーのような役割をしており、空気の流れや平衡感覚を保つための重要な期間だとされています。
そのため、雨が降る前は湿度が高くなったり、ノミやダニが活発になったりすると言われており、猫がヒゲでそれを感じ取り、触っているのではないかと考えられているようですね。
9つの命を持つ
猫にまつわる迷信は意外と多く、そのうちの1つに「猫は9つの命を持つ」とも言われているようです。実際に猫が複数の命を持っているわけではないので、迷信であることは間違いありません。
しかし、「猫は9つの命を持つ」という迷信が出回っているのには理由があり、高い生命力と身体能力が関係しているそうです。猫は高いところから落下してもダメージを受けることなく、着地することができます。さらに、大怪我を負っていても奇跡的に復活するということがあることからそうように考えられているそうです。
三毛猫は幸運を呼ぶ
上記では黒猫は福猫として扱われていたと紹介しましたが、三毛猫も幸運を呼ぶ存在として考えられているようですね。「三毛猫は幸運を呼ぶ」とされているのは、三毛猫の「3」は縁起の良い数字であるという考えがあったことが関係しているとされています。
そして、オスの三毛猫は数万匹に1匹という確率でしか生まれてこないため、価値がとても貴重で大漁や航海の守り神と考えられていたそうです。
霊が見える?
猫にまつわる迷信の中にはスピリチュアルなものもあり、霊が見えるとも言われているようですね。
たしかに、猫は何もないところを見ていたり、霊的な存在として扱われていたことがあったので、そういったことが由来になっているのかもしれません。
また、猫が何もないところを見ているのは、人よりも聴力が優れているので聞き取ることができない周波数を感じ取っているからではないかとも言われています。
まとめ
今回は黒猫が不吉なのはなぜなのか、他にも猫にまつわる迷信をいくつか紹介しました。
迷信だと言われている現代でも、ヨーロッパでは黒猫は不吉な存在だと思われてしまっているようです。
嫌なイメージを持たれている黒猫ですが、賢くて人懐っこい性格をしているので初心者にも飼いやすく、譲渡会などでも人気が高くなっていると言われています。









