この記事では、だるまの由来が怖いといわれている理由や真相について調べてみました。だるまは縁起物として知られていますが、その歴史を知ると「だるまって、由来が怖いんだ」と知り、苦手意識を持つ人がいるようです。はないちもんめ 意味 怖いという都市伝説のようなニュアンスも相まって、だるまが怖いと思うことがあるかもしれません。そこで、だるまが本来は縁起物であることや、本来の意味、呼び込むとされている幸福について解説します。
だるまの由来が怖いといわれる理由は?
だるまの由来が怖いといわれる理由は、その見た目や歴史、そして一風変わった風習や宗教的な意味をもつことにあります。デフォルメされて可愛くなったマスコットやキーホルダーなどもありますが、本物のだるまは威圧感があり怖いイメージを持つかもしれませんね。では、どのような部分が怖いと言われているのか見てみましょう。
手足がないから
だるまには、手足がありませんよね。これは「長年座禅をしていたことで手足が腐って落ちた」という伝説が元になっています。ショッキングな話なので、ここが怖いと感じる最大の理由でしょう。私たちはだるまに対し「起き上がりこぼし」のような印象を持っているため、手足がないことに違和感を抱かないかもしれません。しかし、よくよく考えてみると怖いと思う人がいることは、不思議ではありませんね。
中国の都市伝説に影響されているから
だるまが怖いといわれるのは、中国の都市伝説として語られている「だるま女」という物語があります。とある夫婦が旅行で中国に行った際、ブティックの試着室に入ったまま妻だけが戻りませんでした。その後何年もかけて妻を探し回った夫は、見世物小屋で妻を発見することになります。妻の姿は手足がなく、舌も抜かれていました。この「だるま女」という都市伝説を知っている人が、日本のだるまのことを「由来が怖い」と思っているのかもしれませんね。
「だるまさんが転んだ」が怖いから
だるまといえば、子どもたちがよく遊ぶ「だるまさんが転んだ」も連想できますね。実は、この「だるまさんが転んだ」にも怖い話があるそうなんです。オマツリジャパンによると、だるまにはモデルとなった僧などの霊が深く関わっており「だるまさんが転んだ」という言葉に反応して霊が集まりやすいといわれています。そのため、浴室など水の多い場所でこの言葉を発すると、呼ばれたと勘違いした霊が来てしまうといわれているのだとか。
目を入れる習慣が不気味だから
だるまといえば、願い事をするときに片目を入れ、叶ったらもう片方を入れる風習があります。そのため、目が最初は空洞であることが一般的ですよね。その見た目が怖いという理由もあれば、願いと結びつく儀式的な行為だったりすることで「呪術っぽい」と感じる人もいるのでしょう。願いが叶えば両目が揃いますが、逆を言うと、願いが叶うまでは片目のままという状態もまた、気味悪さを感じさせる風習ですよね。
参考:じゃらんnet
起き上がる姿が怖いから
だるまは倒しても起き上がる「起き上がり小法師」です。本来は「七転び八起き=不屈の精神」を意味しますが、見方によっては「何度倒しても起き上がる=執念深い存在」と感じられることがあるのでしょう。よく、怪談話で何度捨てても戻ってくる人形の物語がありますよね。そういった怖さを、だるまにも感じてしまうのかもしれませんね。
威圧感があるから
だるまの顔は、鋭い目つきにヒゲ、そして赤い顔という、威圧感たっぷりの見た目をしていますよね。これは魔除けの意味がありますが、現代の感覚だと、怒っているような顔に見えませんか?このような見た目も、だるまが怖いといわれる理由になっています。特に子どもからすれば、怖い顔で手足のない人形のようなものがそびえ立っていたら「目を合わせたくない」と思うかもしれませんね。
だるまってもともとは何なの?
だるまのモデルは、5〜6世紀頃のインドの僧侶である達磨大師(だるまたいし)です。彼は禅宗の開祖とされる人物で、壁に向かって9年間座禅をし続けたという伝説があります。それゆえ足が萎えてしまい、だるまの形になったとされています。手足のない丸い姿が特徴的でありながら、やはり怖いと言われてしまう要素があるようですね。怒っているように見える顔も、中国の禅宗の開祖である「達磨大師」の顔を模しているそうです。達磨大師が赤い衣をまとって座禅を組む様子は、威厳を感じさせますね。
だるまは本当に縁起物なの?
だるまの由来が怖いといわれていますが、だるまには、以下のようなポジティブな意味があります
- 商売繁盛
- 合格祈願
- 健康祈願
- 目標達成
- 七転び八起き(粘り強さ)
特に有名なのは高崎だるまといって、日本全国で縁起物として親しまれているものです。全国シェアの約80%を占める日本一の張り子だるまで、200年以上の歴史を持ちます。別名「福だるま」「縁起だるま」とも呼ばれ、確かに縁起物として親しまれているのです。
だるまが怖いなら可愛いグッズがおすすめ
「だるまは由来が怖いから家に置きたくない」と思う人もいるでしょう。そんな人は、だるまが可愛くデフォルメされたグッズから始めてみてはいかがでしょうか。昨今では、可愛くデザインされただるまの置物やキーホルダー、巾着袋など、手軽に使えるだるまグッズが豊富にありますよ。アレンジされてもともとのだるまからかけ離れたものもあれば、だるまの特徴をとらえながらも怖さを半減したデザインも。縁起物として使うなら、グッズから入手してみてくださいね。
まとめ
だるまが怖いと言われるのは、手足が腐って落ちたという伝説や目を入れる儀式、倒しても起き上がる構造や、シンプルに顔の威圧感などが理由でした。伝説のように、真実かどうかはっきりしないものには、ただならぬ恐怖を感じてしまうもの。そこに、日本人にとってはあまり馴染みのない宗教色が交わることで、さらに「得体の知れない何か」という印象になりやすいのかもしれません。ただし本来の意味は一貫してポジティブで、「努力と再起」を象徴するありがたい存在なんですね。










