特級呪物という言葉は、『呪術廻戦』の影響で広く知られるようになりました。実は、日本や海外には古くから特級呪物と噂される品々が数多く存在しているのをご存じですか?
本記事では、実在するといわれる特級呪物を一覧で紹介するとともに、それぞれにまつわる恐ろしいエピソードや、日本に存在するとされる有名な呪物についても詳しく解説します。
そもそも特級呪物とは?
「特級呪物」という言葉は、現実世界のオカルト文化でも広く使われています。
呪術廻戦における特級呪物
『呪術廻戦』における特級呪物とは、非常に強力な呪力を宿した危険な物品のことです。一般的な呪物とは比べものにならないほど危険性が高く、保管や管理にも厳重な対策が必要とされています。
作中では、最強クラスの呪いを持つ両面宿儺の指が代表的な特級呪物として登場し、物語の重要な鍵を握っています。
現実世界で使われる「特級呪物」の意味
現実世界でも、呪われていると噂される人形や箱、写真などを指して「特級呪物」と呼ぶことがあります。正式な分類ではありませんが、心霊・オカルト界隈では特に危険性や不気味さが際立つ品物を表す言葉として定着しています。
実在するといわれる特級呪物一覧
世界には古くから「持ち主に災いをもたらす」「呪いが宿っている」と噂される呪物が数多く存在します。ここでは、特に有名な実在の特級呪物を紹介します。
呪いの人形「アナベル」
アナベルは、アメリカで最も有名な呪いの人形のひとつです。もともとは少女向けのぬいぐるみでしたが、所有者の女性たちが「勝手に動く」「置いた場所から移動している」といった不可解な現象を体験したと言われています。
調査に乗り出した心霊研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻は、この人形に悪霊が関与している可能性があると指摘しました。その後、人形はウォーレン夫妻のオカルト博物館で厳重に保管されることになります。
あまりの知名度から映画『アナベル 死霊博物館』のモデルにもなり、世界的に知られる呪物となりました。
ロバート人形
ロバート人形は、アメリカ・フロリダ州にある博物館で展示されている有名な人形です。20世紀初頭、ロバートという少年が大切にしていた人形で、夜中に人形が動いているように見えたり、部屋から不気味な声が聞こえたりしたという証言が残されています。
また、博物館では無断でロバート人形を撮影すると不幸が訪れるという噂があり、撮影前に許可を求める観光客も少なくありません。その不気味な伝説から、世界有数の呪物として知られています。
ディビューク・ボックス
ディビューク・ボックスは、ユダヤ教の伝承に登場する悪霊「ディビューク」が封印されているとされる木箱です。この箱を所有した人々に体調不良や悪夢、不運な出来事が相次いだという逸話が数多く語られています。
もともとはアンティーク品として流通していましたが、所有者による体験談がインターネット上で話題となり、一躍有名になりました。
その後、海外オークションに出品された際には高額で取引され、大きな注目を集めています。現在でも世界屈指の呪物としてオカルトファンの間で知られています。
バズビーの椅子
バズビーの椅子は、イギリスで語り継がれている呪いの椅子です。かつてトーマス・バズビーという男が愛用していた椅子で、彼は「この椅子に座った者には災いが起こる」と言い残したんだとか。
その後、実際に座った人々が事故や病気で亡くなったという噂が広まり、呪われた椅子として有名になりました。現在はさらなる被害を防ぐため、博物館内で誰も座れないよう高い位置に展示されています。
ジェームズ・ディーンの呪われた車
ハリウッドの名優ジェームズ・ディーンが所有していたスポーツカー「ポルシェ550スパイダー」は、“リトル・バスタードの呪い”の愛称で知られています。
1955年、ジェームズ・ディーンはこの車を運転中に事故死しました。その後、車両の残骸や部品に関わった人々が事故や怪我に遭ったという話が相次ぎ、呪われた車として語られるようになります。
部品を移植した車がクラッシュしたり、輸送中に事故が起きたりしたという逸話も残されており、現在でも世界的に有名な呪物のひとつとして知られています。
日本にも特級呪物は存在する?
海外だけでなく、日本にも古くから特級呪物と噂される品々が存在します。
お菊人形
日本の呪物として特に有名なのが、お菊人形です。北海道の寺院に保管されている市松人形で、亡くなった少女の魂が宿ったという伝説が残されています。
最も有名なのは「髪が伸び続ける」という怪談です。当初は短かった髪が年月とともに伸びたとされ、多くのメディアでも取り上げられてきました。真相についてはさまざまな説がありますが、日本を代表する呪物伝説として全国的に知られています。
丑の刻参りで使われた藁人形
丑の刻参りに使われる藁人形も、日本の呪術文化を象徴する存在です。神社の御神木などに打ち付けられた藁人形は、古くから呪いの儀式と結び付けられており、不気味な印象から呪物として語られることがあります。
寺社が保管する曰く付きの品々
全国の寺社には、古くから伝わる曰く付きの品が保管されていることがあります。
例えば、平将門にまつわる遺品や、戦国武将が所有していたとされる刀剣など。災いや怪異の伝承とともに語られることがあります。また、由来不明の人形や掛け軸などが寺社で供養・保管されているケースもあります。
なぜ人は呪物に惹かれるのか?
人が呪物に惹かれるのは、「怖いけど気になる」という気持ちがあるからです。見ると不安になるような話でも、つい最後まで見てしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。
最近ではSNSやYouTubeで呪物や怪談を紹介する動画が人気を集めており、気軽に楽しめるようになりました。また、昔から怪談や都市伝説が親しまれてきたように、不思議で少し怖い話は多くの人を引き付ける魅力を持っているのです。
まとめ
世界や日本には、古くから数多くの呪物が存在しています。その多くは真偽がはっきりしていないものの、人々の想像力をかき立てる文化のひとつといえるでしょう。
近年は『呪術廻戦』の人気によって「特級呪物」という言葉が広く知られるようになり、実在する呪物にも注目が集まっています。怖い話やオカルトが好きな方は、今回紹介した呪物のエピソードをさらに調べてみると、新たな発見があるかもしれません。










